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第6回FASSフォーラム・ジャパン2009は終了いたしました。 大勢の皆様のご来場有難うございました。 | ||||||||||||||||
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13:20 |
オープニング | |||||
13:30〜
14:20 |
国際会計基準審議会(IASB)理事 公認会計士 IASBを取巻く組織の状況、IASBの最近の活動の中心となっているFASBとの協力関係による両者の会計基準の統合の現状について解説し、これを通じて2011年頃までに日本の上場企業のIFRS対応の必要性について解説します。 |
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14:20〜
15:10 |
リソース・グローバル・プロフェッショナル グローバル・マネージング・ディレクター/ 米国公認会計士 ※逐語通訳あり 米国ではSEC(証券取引委員会)よりIFRS導入のためのロードマップが公表され、いまや「IFRSが導入されるのかどうか」ではなく「いつどのように導入されるのか」に関心が移っています。日本においてもIFRS導入の議論が高まる中、日本企業が対応を考える際の参考に資するため、SECロードマップの解説を含む米国の動向、米国企業がとるべき対応策及び実例について、先行してIFRSを導入したEUにおける教訓も交えて解説を行います。 |
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休憩 15分 | ||||||
15:25〜
16:15 |
富士通株式会社 財務経理本部 IFRS推進室長 わが国でもIFRSを巡る会計制度の議論が活発になる中、富士通は会計基準が世界的に収斂していくことへの対応という外的な要因と、経営管理のインフラをグローバルに統一したいという内的な動機付けから、IFRSの検討を行っています。経営の質を高め、グローバルガバナンスを強化するための重要な経営課題のひとつとしてIFRSを位置づけ、現在その取り組みを加速していますが、日本の会計基準・ビジネス慣行をどのように調整するかなどの点で取り組むべき課題も非常に多くあります。取り組みにあたっての体制や背景となるグローバル戦略、人材育成などの課題やその対応について解説します。 |
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休憩 15分 | ||||||
16:30〜
17:30 |
監査法人トーマツ IFRSアドバイザリー・グループリーダー パートナー/公認会計士 デロイトトーマツコンサルティング パートナー ファイナンストランスフォーメーショングループ リーダー 1990年代後半から2000年代初頭にかけての会計ビッグバンが、単に会計の問題にとどまらず、従来の日本企業の経営に対して大きな転換を迫ったことは記憶に新しい。IFRSの導入も、会計ビッグバンと同様あるいはそれ以上に、企業経営に重大な影響を及ぼす可能性があります。本講演では、IFRSと日本基準の重要な相違について簡潔に示し、IFRSが経営に与える影響を考察するとともに、IFRSを自社に導入する際のプロジェクト・モデルと、プロジェクト推進にあたっての留意事項について、欧州における事例も踏まえて、分かりやすく解説します。 |
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17:30〜
18:00 |
日本オラクル株式会社 アプリケーション事業統括本部 アプリケーションビジネス推進本部 シニアマネージャー 米国がIFRS適用のロードマップを発表し、日本も収斂(コンバージェンス)から適用(アダプション)へとIFRSへの対応が本格化していくと考えます。この対応において業務・システムの変更が必要になることは明らかでありその範囲、負担は業務レベル・グループレベルともに非常に大きいと考えられます。一方でIFRSは経営管理の変革を行い、企業価値を高めるための基盤作りとしては絶好の好機です。ではこれらの負担を軽減し、好機を最大限に生かすためのシステム像をどのように考えたらよいでしょうか。本セッションではIFRSに対応するためのシステムのあり方を、業務面(オペレーション)と経営管理面(マネージメント)の観点から、事例を交えてご説明いたします。 |
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18:00〜 |
閉会 |
13:20 |
オープニング | ||||
13:30〜
14:20 |
経済・金融・経営評論家 信越化学工業株式会社顧問 前金融監督庁(現金融庁)顧問 現代(いま)、東アジアをはじめ世界中で『日本の「経理・財務」』が注目されています。世界中の会社・お店の経営には必ず「経理・財務」があり、これは学問上の「財務会計(Financial Accounting)」と「経営会計(Manegement Accounting」)」に呼応します。現代のManegementは経営者をさし、経営をよくする・利益を上げる会計が「経営(者)会計」です。実は、財務会計2:経営会計8のウェイトで『世界No1の日本の「経理・財務」』は経営意思決定・経営実行に大きな役割をはたしています。具体的な内容は、事業(営業+投資)、M&A、資金調達(財務)、損益分岐点分析による「売上・直接原価計算」、予算編成、業績評価、経営筆記などです。 |
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14:20〜
15:10 |
ブーズ・アンド・カンパニー株式会社 ヴァイス・プレジデント マトリックス株式会社 代表取締役/日本CFO協会主任研究委員 経理・財務部門の業務は、ここ数年で質量ともに飛躍的に増加しています。その多く は、対外的な要請 に伴う増加であり、例えば投資家に向けた発信など、企業の対応も変わってきているといえるでしょう。 一方、その繁忙に押されて、企業内部の経営管理は未だ古いままであったり、対症療法的な処理に 留まり却って現場の負担を増やしているのが実情ではないでしょうか。新しい時代の経営のあり方を念頭に置いた経営の意思決定のための会計と、それを基にした経営管理はどうあるべきかを考察します。 |
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休憩 15分 | |||||
15:25〜
16:25 |
日本オラクル株式会社 セールスコンサルティング統括本部 Financials SC本部 部長 “CFOは品戦略、営業戦略、人事戦略など企業が行っているビジネスのあらゆる状況を理解しその上で、今後会社がどのように成長し企業価値が向上するのかについて、市場やステークホルダーにきちんと語れなければならない”── 日本オラクルCFOである野坂茂の発言です。経営が選択すべき変数の組み合わせが天文学的複雑さを見せる中、状況を理解し、最適な打ち手を選択し、その意図するところを内外に的確にコミュニケーションするための『共通言語』としての情報システムが備えるべき要件について、本セミナーでは、最新のシステム化事例や、弊社自身の経験も交えつつ考察します。 |
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休憩 15分 | |||||
16:40〜
17:10 |
早川 功剛 氏 株式会社ビジネスブレイン太田昭和 CPA室室長代理/ 公認会計士、税理士 経営環境が激変する中、経営者にとって明確な舵取りが求められています。今までの予算VS実績管理が中心の時代から、これからは予算VS見通し管理が経営管理の中心となる時代がやってきます。激変する経営環境下では、実績情報を待っていては経営意思決定に一瞬の遅れをとり、それが命取りになるかもしれません。そこで見通し情報が重要になってくるのです。そこで今グループ経営会計に求められるのは、変化を適切に捉えたグループ予測力の強化です。財務的側面からサポートする情報はなにか、求められる基盤(インフラ)はどうあるべきか、グループの視点でオペレーションするにはどうすべきか等、見通し管理の重要性、予測力を高めるための仕組みの考え方を示していきます。 |
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17:10〜
18:00 |
昆 政彦 氏 住友スリーエム株式会社 取締役 財務・情報システムおよび総務担当 キャプラン及びジョンソン教授が管理会計の経営目的からの乖離を警告してから会計の実務的有用性を追及する動きが高まってきていますが、明確な処方箋には至っていません。しかし、実務的には、経理・財務先進的企業内において確実に発展している事例も見受けられます。管理会計の枠組みである経営管理ツールに加えて、経営理念との融合性、経理・財務人材の効果的育成、経営のオペレーションシステムの導入が経営会計を構築する上で重要な要素であると考えられます。GE、3M、パナソニックでの事例紹介を通じて、経営目的達成のための経営会計モデル構築のヒントを探ります。 |
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