企業の社会貢献活動は古くから行われてきましたが、2000年頃からCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)という言葉が日本においても使用されるようになり、社会貢献は企業としての社会的責任であるという認識が形成されていきました。これに基づき、資金調達面でも、例えば環境に優しい企業かどうかなどを投資判断の基準とするSRI(社会的責任投資)も現われるようになりました。
また、社会貢献活動を行っているNPO等の団体との協働事業や寄付活動もこれまで以上に企業から多様な形で行われるようになりましたが、こうした社会へのインプット指標(例えば、寄付金額)だけを計るのではなく、これによるアウトプット指標(例えば、寄付金で建てられた復興施設)やアウトカム指標(例えば興施設によりコミュニティ再生が可能となった住民の数)までを考慮し、社会貢献度を判断するのが経営財務の視点からは重要です。
これらの観点からも、JACFOは、企業の皆様を支援していきたいと考えています。
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